「投資」と「消費」
タイトルを見るだけで、うんうん、と思う人がいると思うが、今回はそのお話です。
なぜこれをよく思うか、実はこれは自分にも言い聞かせる、というか、
実際に目の当たりにすることが多いからです。
と言うのも、「なんでも無料」と言う人がまず、意外に多い。
何それ?ということだが、ノウハウも何かネットで使っているサービスがあったとしてそれもお試し利用、
無料セミナー参加など、他にもさまざまあるが、とにかく無料のサービスでやる、という考え方の事です。
無料のもので積み重ねても限界があることには気づかないのでしょうか。
今、販売しているモノやサービスを仕入れたり習得したりするのにそもそもお金が掛かっているはずだ。
それと同じで、そこから先、より集客したり販売したりするには、今まで以上の知識や労力が必要となることは
当たり前の話で、いつまでも無料のサービスだけでは乗り越えられない壁があるのです。
こういう話をすると必ず出てくるのが、今お金がないので・・とか、起業したばかりなので・・
という話。それを全否定しているのではなく、それは今現実の状況なので仕方ないことだと思う。
ただ、それならば先どうするかを考えるのが重要ではないでしょうか。
要するによく言われることだが、「できない理由」を考えてもしょうがなくて、
「できる方法」を考える癖を付けないと全ての思考がそこで止まってしまうと思うんです。
例えば、有料の月額5万円の広告を取り入れたい、でも、今そのお金が捻出できない。
それならば、その5万円を捻出する方法を考えるとか、それに見合った別の広告を探すとか
もっと言うならその5万円の広告費の価格交渉をするとか、一度は色々試してほしいなと。
そして、それもダメなら、5万円の広告をいつ始めるか、その計画を立てて行動してほしい。
あれも高いからできない、これも高いからできない、お金がない、と言っていても
状況自体が何も変わっていないため、それは売り上げも変わるはずがない。
タイトルにも書いた「投資」と「消費」だが、そんな中でよく思うのが、
よく勘違いをしている人がいる。
その広告費は投資?消費?ということであって、売上をUPしたい、その理由の為に必要な支出は
投資ですよね?無駄な消費ではないはず。
なんでも、お金が出ていく、あるいは出ていくだけで・・というのは消費になってしまう。
ただ、リターンを得るためにはそれなりに時間やお金という対価を投資しなければ
得られないものです。
例えば、ネイルの技術を向上させるために、資格を取るために、スクールに通ったはずで、
それにはたくさんの時間とお金を掛けたはずです。
それは、消費ではなく、将来に向けての投資だと思う。
全ては売り上げを上げるための、潤滑油として投資をしていく、この考え方が大事ではないでしょうか。
なんでもかんでも手当たり次第にお金を払っていきましょう、という話ではなく
意味のあるお金の使い方をしてもらいたい。(湯水のごとく資金が豊富な方はそれも経験なので有りだと思うが・・)
流行っているお店の技術や売れているモノなどよく観察すると、大体、そこにくるまでの努力や投資がある。
コンサルを売っている人が、コンサルを受けたり、先生と呼ばれる仕事をしている人が、新しい技術の講習に出ていたり
そうやって皆、投資をしながらサービスの向上に努めているのです。
もし、悩んでいる人がいるのであれば、そのお金は投資なのか消費なのかを考えてみて
投資なのであればぜひチャレンジしてほしいですね!
投資のお金の大小ではなくて、
その考えを持って、まず、一歩踏み出せるかどうかが重要なんです。